高山市岡本町に今年1月オープン!Eat Books(イートブックス)に行ってみた

ブログ担当です

先日、高山市岡本町のEat Books(イートブックス)に行ってきたのでご紹介します。
今年1月に飛騨地域初のブックカフェがオープン

新刊本を扱う本格的なブックカフェは飛騨地域初!
2025年1月に、地元書店の「ブックスアイオー(カルパティオ内)」の姉妹店としてスタートした「EatBooks(イートブックス)」。
飛騨高山でお店を初めて約40年の地元書店の新業態として、今注目を集めています。

高山駅から徒歩8分、「スターバックスコーヒー高山岡本店」や「BOSSフーズマーケット本店」などが立ち並ぶ通り沿いで、木のぬくもりを感じるおしゃれな平屋建物が目を惹きます。
地元書店が目指した、本と出会うきっかけの場

「読書人口が減っている今、本と出会うきっかけの場になれば」と語るのは、店長の高藤さん。
高藤さんは、もともとブックスアイオーで書店員として勤務。さらに、大手カフェチェーンで働いていた経験もあり、今回のブックカフェオープンにぴったりの人材。

「本を通じてコーヒーを片手に自然とみんなが集まる」「町に寄り添った新しいカタチ」等をコンセプトに、詩集や短編集、絵本、写真集などの手に取りやすい約1,800冊の本を展示販売されています。
目的に応じて3つのエリアで楽しめる

明るい雰囲気の店内は、目的に応じた3つのエリアに分かれて本を楽しむことができます。

「ブックエリア」
ひとつは壁一面に本がズラリと並ぶ「ブックエリア」。

こちらでは、「冒険」「絵本」「想像」などのテーマに分かれた本の販売展示のほか、購入前の本を座って読むことができます。
通常の書店と異なるのは、販売エリアでもテイクアウトカップに入ったドリンクなら飲んでもOKという点。
ドリンクを飲むためのドリンクホルダーやくつろげるクッション席も用意されており、読んでみたかった本の試し読みがしたい人におすすめ。

「靴を脱いで絵本を楽しめるコーナー」
続いて、「ブックエリア」内の一画にあるのが「靴を脱いで絵本を楽しめるコーナー」。
カーペットが敷いてあり、主に絵本が置いてあります。
靴を脱いでリラックスした状態で本が楽しめるので、お子様連れや手軽に読める本をじっくり吟味したい人におすすめです。
ちなみにこちらのエリアのみ飲食が不可なので、お気を付けください。

「カフェエリア」カウンター席
3つ目のエリアが「カフェエリア」。「知恵の実」のりんごの木がイメージイラストとして壁いっぱいに描かれているのが印象的です。
テーブル席とカウンター席があり、併設のカフェで注文したフードやドリンクと一緒に購入した本が楽しめます。
「買った本だけしか楽しめないの?」と思いきや、カフェエリアで読んでもOKの雑誌や本もあるのでご安心を。
利用する人のニーズに合わせてゾーニングされた店内では、それぞれの形でお気に入りの本と出会えますよ。
専門家監修のおしゃれなカフェメニュー
もちろん、フードとドリンクのみの利用もOK!純粋にカフェとしての利用も可能なのが魅力のひとつ。
おしゃれでおいしいメニューが楽しめます。

写真・左 エビアボカド/中央 ココア/右手前 バナナチョコキャラメル
ドリンクは、コーヒーのほか、ミルク、リンゴジュース、さらにマシュマロがのったふわふわのホットココア(561円)が人気。
テイクアウトも可能です。
フードメニューは、「バナナチョコキャラメル」「チェダーチーズドッグ」「エビアボカド」「みかんカスタードホイップ」のクロワッサンサンドが4種類。(2025年3月現在)

提供しているフードメニューは、フードフードコーディネーターが監修。
見た目も洗練された雰囲気なので、おしゃれな店内も合わさってSNS映えもバッチリ。
今後、季節限定のメニューなども増やしていく予定だそうなので、訪れるのが楽しみです。

また、営業時間が夜20時までなので、高山では貴重な「夜カフェ」としての利用もできます。
静かな空間で本と一緒に、おしゃれな夜カフェ体験ができる貴重なお店。
店舗前と裏に駐車場が完備されているので仕事終わりに通いやすいのもうれしいポイントです。
4/13まで!開けるまで中身がわからない!イベント開催中

そんなEat Booksで現在開催されているのが、「Blind Date with a Book」。
卒業や入学などで新しい世界へ向かう今の時期にぴったりのこの企画は、包装紙に包まれて装丁がわからない「ブラインドブック」の内容だけを紹介して販売する試み。
贈り物としてや自分自身が普段では選ばないような本を手に取ってほしいという思いを込めて、4/13日(日)まで開催されています。
著者や装丁などの枠から外れて、内容や本に関わるキーワードだけで本を選ぶ新感覚の体験をぜひ楽しんでみては。

店内ではオリジナルグッズの販売もされています。
多彩な取り組みが今後も注目されるEat Books。
現在ブックカフェとしての営業のほか、店舗と別棟の建物でテナントを募集中。
駐車場完備の好立地で、おしゃれな複合施設として楽しめたら、飛騨高山の新しいおでかけ先としてさらに人気が出そうです。

これからの季節、新しい出会いを求めて気軽に本を楽しむのにぴったりのスポット。
ぜひ、遊びに行ってみてください!