二十四日市 2025

二十四日市 2025

ブログ担当ですanimal06

1/24(金)、本町通り商店街と安川通り商店街で開催している、二十四日市へ行ってきたので紹介します。

天候に恵まれた二十四日市

例年「荒れる(大雪が降る)二十四日市」として有名な二十四日市ですが、今年は天候に恵まれ、晴れの日の開催となりました。
「二十四日市なのに晴れたな~」なんて会話が各所で聞こえたのでは?

良いお天気だったこともあり、昨年より人出も多かったように感じます。

もともとは、旧暦12月24日に正月用品などを扱う「歳の市」として開かれていた「二十四日市」。
近郊の農家さんが、竹かごや笠などを手作りし、町の人に売ったのがはじまりです。

二十四日市 2025
知ってる人、知らない人、たくさんの人に出会うのが二十四日市

現在では、掘り出し物をお得に買い物できたり、地元の美味しいものが味わえたりする、お楽しみイベント的な立ち位置。
知り合いに出会って、「〇〇さんやに~(飛騨弁)」などと声を掛け合う姿も、地元では定番の光景です。

お店が多数出店

今年も団子や岩魚などの飛騨高山の定番グルメのほか、人気店のスイーツやハンドクラフト、キッチン用品、生花など、種類豊富なお店が多数出店!

一部ですが、どんなものがお買い物できるのかご紹介します。

二十四日市 2025
地元の酒屋さんによる、酒粕、甘酒、熱燗の販売。
板状にした酒粕は、そのまま焼いて食べたり、普段の汁ものにチョイ足しして使ったり、地元では結構ポピュラーなアイテム。
大サイズが600円、小サイズが300円で販売されていてどれを買おうか迷う人でにぎわっていました。

二十四日市 2025
普段はリユース着物を販売されているお店の店先で行われていたのは、はぎれつめ放題。
かわいい和柄のはぎれがたっぷりワゴンに載せられていました。
絞り染めの布などもあって、お得感満載!
多くの人が手に取って端切れを吟味している姿が印象的でした。

二十四日市 2025
老舗お茶店のお茶の店頭販売。
店先でお茶を煎じているのか、近くを通るだけでお茶のいい匂いが漂ってきます。
こちらも吸い寄せられるように人だかりができていました。

二十四日市 2025
行神橋すぐ横の交流館「大政」では、無料で和紅茶、ほうじ茶のふるまいをされていたのでちょっと休憩。
かわいいさるぼぼのティーパックには、外国人観光客の方もにっこり。
大政内が開放されていて、あたたかい室内で休憩することができました。

二十四日市 2025
地元スーパーによる野菜や果物販売。
しいたけ1パック150円、いちご1パック500円など、お手頃価格で購入できます。
こちらのお店のテントでは、地元の主婦層の方が特に殺到していました!
いかにお得なのかがなんとなくわかります。

二十四日市 2025
商店街の人気カフェのスイーツ販売。写真はキャロットケーキ500円。
二十四日市では、このほかのお店でもタルトタタンやキッシュ、クッキーなどスイーツも販売。
お買い物ジャンルを絞って、スイーツ巡りもできそうです。

二十四日市 2025
地元の老舗とうふ店の店頭販売。
人気のあげづけやとうふ、豆乳を使用したシフォンケーキなど多数の商品がずらっと並んでいました。

二十四日市 2025
二十四日市といえば、日用品、特にキッチン用品が手に入るのも魅力のひとつ。
商店街にある商店の店先では、今年もフライパンやざる、かご、包丁などがたくさん販売されていました。

二十四日市 2025

伝統工芸の販売&実演も

飛騨の伝統工芸「小屋名(こやな)しょうけ」「有道(うとう)しゃくし」「宮笠」などの出店も。
実演ブースでは、職人さんをかこんでカメラを向ける人や質問する人など人だかりが常にできていました。

二十四日市 2025
有道しゃくし

二十四日市 2025
小屋名しょうけ

二十四日市 2025
宮笠

二十四日市 2025
今回、販売はなかったのですが、冬の飛騨の伝統的装備といえば!の「江名子ばんどり」を着ている人を見かけました。

お店の人とのやり取りも楽しい

二十四日市 2025
二十四日市は、もともと年の瀬に行われていた歴史から、飛騨の年末のご馳走としておなじみの「塩ぶり」を販売するお店もあります。

養殖や天然もの、ぶりカマ(頭と胴体の付け根部分)など、いろいろなブリがずらっと並びます。
「どれがおいしいの?」と、お店の方と直接会話しながら選ぶお客さんも。

会話を楽しむ市ならではの雰囲気を感じながらお買い物ができるのも、二十四日市の魅力のひとつです。

二十四日市 2025
冷凍天然塩ブリ(1,000円)

観光でも楽しめるイベント

二十四日市 2025
二十四日市バージョン(宮笠、ばんどり、わらぐつ)にお着替えした『氷菓』登場人物の飛び出し人形も!

近年では伝統工芸品の購入や地元グルメが楽しむことができるので、観光客の方も多く足を運ぶ人気の催しとなっている二十四日市。
1日限定の開催ですが、飛騨の魅力がぎゅっと凝縮して楽しめるのでおすすめです。

冬の飛騨高山にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

■イベント情報
二十四日市
開催日:毎年1月24日
場所:本町通り、安川通り
開催時間:10:00~17:00
※売り切れ次第閉店されるお店もあるので、おでかけはお早めに!

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