猫舌のブログ担当です

先日、下呂市の飛騨小坂の国道41号線沿いにある「としちゃん」に行ってきたのでご紹介します。




ホテルのある飛騨高山から車で約30分。
国道41号線を下呂温泉方面に向かう、「小坂久々野トンネル」を出てすぐの立地にあるのが「としちゃん」です。



お店の入口にはマスの意匠を見つけ、地域性をビシバシ感じます！
付近には木曽川水系の一級河川・飛騨川が流れており、山と川の景色がきれいな飛騨小坂。
この辺りは、渓流釣りが盛んな地域としても有名です。


レトロな雰囲気がなつかしい店内には、テーブル席と座敷席があります。
1テーブルにつき、1コンロが付いていて、熱々の鉄板料理を臨場感たっぷりに味わえるのも特徴のひとつ。



メニューには、とんかつ定食や海老フライ定食などもあるようですが、来店するほとんどの人が注文するのが「とんちゃん」。
地元の常連客ばかりかと思いきや、国道沿いのお店らしく、ドライブの休憩に訪れている人の姿も見られました。

伺った日は春休み真っ只中。大学生風の若者がごはんをおかわりしながら「とんちゃん」をワシワシ食べているのが印象的でした。



驚くことに、「としちゃん」のオープンは朝7時。

さらにモーニングサービスもおこなっていて、朝7時～11時の間にドリンクを注文するとトースト、生野菜、玉子がサービスでついてくるとのこと。
コーヒーチケットも販売しており、11枚つづり3,500円！(※2025年3月現在)

飛騨小坂のコ〇ダ珈琲と言っても過言ではない、サービスの充実ぶりに驚きっぱなし。
いつか、モーニングにも行ってみたいですね


今回は、ほとんどの人が注文するという「とんちゃん定食(1,000円)」を注文してみました。
注文後、お店の方が生卵、ごはん、お味噌汁、お漬物のセットを持ってきてくださいます。

でもこのタイミングでごはんを食べてしまうと、「とんちゃん」の美味しさを十分に味わえないので注意が必要です。
ごはんには手を付けず、じっと待つのが「とんちゃん」のセオリーなのです。



この日は、土曜日のお昼時ということもあり、店内は2～3組程度のウェイティングも発生する盛況ぶり！
注文からだいぶ待つのかなと思いながら、店内に広がるいい匂いに心を躍らせていると、着ました。



こちらが「とんちゃん」です。(写真は3人前)

甘辛ダレにつけられた豚肉、キャベツ、玉ねぎ、細麺のうどんが熱々の鉄板の上でジュージュー言いながら登場します。

「〇〇ちゃん」というと、ホルモン?と思いがちですが、こちらは豚バラ肉が使用されています。
やわらかくて筋のない、フレッシュな甘辛お肉が絶品！



さらに、付属の生卵にくぐらせれば、甘辛でちょっとピリ辛風味のお肉や野菜がマイルドになって最高です。
もちろん、ごはんとの相性も抜群。もっと辛くしたい人は、卓上の一味をかけて食べても美味しいのでおすすめ。

鉄板×タレのお料理のお楽しみといえば、ちょっと焦げて香ばしくなった具材をはがしながら食べる背徳感！
パリパリになってしまったうどんを箸ではがして「お行儀悪いかもなあ」と思いながら、楽しんでいただきました。




今回は、飛騨小坂にある「としちゃん」にお邪魔しました。
地元の方でも、国道沿いを運転する時見かけるけど、全貌は知らなかった！という方も多いのではないでしょうか。

ドライブの合間に立ち寄るのもおすすめです。
ぜひ立ち寄ってみてください。