乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】

森林限界というワードが最近気に入っているブログ担当ですanimal06

先日、8/20(火)に開通した乗鞍スカイラインを通って、乗鞍岳に行ってきました。
「乗鞍岳にいってきました」と題してその様子をリポートしていきたいと思います!
乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】
第2回の今回は、【スカイライン編】乗鞍スカイラインの現在の様子や見どころについてご紹介します。

前回:乗鞍岳に行ってきました①【アクセス編】

2年ぶりの開通!

乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】
2020年に道路の一部が崩落し、2022年に同じ部分が再崩落してから、約2年。
岐阜県側からの車道の入山ルートが限られている状態が続いていましたが、先月8月、ついに片側交互通行で開通しました。

標高日本2位のトンネル誕生?

現在、県では2回崩落した脆弱区間を迂回できる、約600mの長さのトンネル工事を進めています。
このトンネルが完成すると、標高が1820mになる部分があるとされており、国内で最も高い位置にある金精トンネル(標高1843m/栃木県と群馬県の県境)に匹敵する高さのトンネルになるといわれています。

▼トンネル工事の様子(取材時、バス車内より撮影)
乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】
工事は、2024年から2026年にかけて行われる予定。
冬季の作業が難しいこともあり、開通・本復旧となるのは2027年度となる見込みのようです。

無事に工事が行われることを祈るとともに、新しいトンネルの完成が楽しみですね!

高度によって変わる景色が魅力!

乗鞍スカイラインの魅力といえば、山岳観光道路ならではの景色です。
中でも、標高が変わるにつれて変わってゆく山の風景は、乗鞍岳への期待をいっそうかきたてます。

▼標高1,700~2,500メートル(亜高山帯)では、シラビソ・コメツガなどの常緑針葉樹が見られます。
乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】

亜高山帯と高山帯の境界にある「森林限界」を抜けると、徐々に背の高い樹木の姿は消え、視界が開けた景色が楽しめます。

▼真っ青な青空に浮かぶ雲を見下ろす、まさに雲上の景色!
乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】

▼中寒冷地に群生し、中部山岳地帯では、標高2,000m以上に生えるとされるハイマツ
乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】

植物が変わっていく様子を観察しながらバスに揺られるのも、道中の醍醐味。
車内でカメラを片手に盛り上がる登山客の方もいらっしゃいました。

地元民的には山の景色は日常のものではありますが、いつも見ている山とは全く違って、興味深い景色でした!

秋には紅葉も

乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】
例年9月下旬頃には、紅葉も見られる乗鞍スカイライン。(写真は過去のもの)
まさにこれから、秋のシーズンに突入します。ぜひ遊びに行ってみてください!

さて、今回のブログはここまで。
畳平~登山の様子は、次回【登った編】に続きます!

※今回掲載した情報はすべて2024年8月23日現在。
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