乗鞍岳に行ってきました③【登った編】

登山は超初心者のブログ担当ですanimal06

先日、8/20(火)に開通したばかりの乗鞍スカイラインを通って、乗鞍岳に行ってきました。
「乗鞍岳にいってきました」と題してその様子をリポートしていきます!

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】

第3回の今回は、【登った編】富士見岳に登った様子ついてご紹介します。

前回:乗鞍岳に行ってきました②【スカイライン編】

畳平から徒歩25分で登頂できる富士見岳

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
今回登ったのは、標高2,817mの富士見岳。乗鞍23峰のうち14番目の高さです。(最高峰の剣ヶ峰は標高3026m)
高山市と長野県松本市にまたがり、2,000m級の山ながら、バスターミナルから徒歩25分で到着できるというのも、魅力的。

アクセスが充実しており、初心者でも気軽にお出かけできるとも言われる乗鞍ですが、登山の際には適した身支度を。

ブログ担当は、乗鞍高原公式サイトを参考に装備を揃えました。
季節によって山の装備は変わります。おでかけの際は、ぜひ一度ごらんください。
アルパインビレッジ 乗鞍高原 | 17 乗鞍岳登山の服装・持ち物ガイド


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
「登山初心者でも簡単に登れる!」そんな触れ込みを信じて出かけましたが、山は山。
しかも、標高2,000m以上の高地です。
登ってみると想像よりも傾斜がきつい!とはいえ、どんどん見晴らしが良くなっていくので景色の見ごたえは十分!
汗をかきながら、ゆっくり、少しずつ登りました。

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
道中に見つけたコマクサ。可憐な姿から「高山植物の女王」と称されます。(撮影は2024年8月23日現在)

登山道は整備されていて歩きやすかったですが、大きな石がゴロゴロあるので注意が必要です。
スニーカーで登るのは、ブログ担当は少し難しいと感じました。

高地では、高山病にも注意が必要です。
寝不足などを避けて万全の体調で挑みましょう!

頂上から見える景色

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】

実際には、休憩を含めながら30分ほどの時間で頂上に到着しました。

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】

山頂では、さっきまでいた畳平バスターミナルと鶴ヶ池を一望することができます。
ガイドブックなどでよく見る、乗鞍を象徴する風景です。

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
富士見岳からは、摩利支天岳(標高2876m)の頂上に位置する、観測所も見えます。
かつては「乗鞍コロナ観測所」の名前で、日本での太陽のコロナ観測の拠点として運用されていました。
2010年3月31日に、老朽化により天体観測所としては閉鎖。
2011年からは自然科学研究機構直属の研究施設「乗鞍観測所」として研究利用が再度開始されました。

現在では、宇宙線研究関連の観測・実験のほか、高い標高や暗い夜間を利用した試験観測も行われているそうです。

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
富士見岳山頂から見る剣ヶ峰

取材日は見られませんでしたが、天気が良いと、とっても小さいけれど富士山も見られるそうです。

8月下旬に見かけた動植物

取材にいったのは8月下旬。お花畑の最盛期も終わりかけの時分ですが、まだまだ咲いている花を見ることができました。
こちらでは、散策の最中に見かけた野生動物や植物をご紹介します。

乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
ホシガラス:体長32~37cmでハイマツの実を食べるそうです。白い斑点が星空のように見えることからその名がついたとも言われます。


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
イワヒバリ:全長は18cmほどで、雑食。ハイマツ林や岩場に生息。今回は毛づくろいの様子を激写できました。


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
ハイマツの松ぼっくり:実の部分がむき出しになっていることから、おそらくかじりかけ。動物が食べようとした後かも?触ると粘度の高い松ヤニが手にべったりつきます。


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
チングルマ(秋の綿毛):花が終わった後は、綿毛をまとう。秋には葉が真っ赤に色づき、紅葉も楽しめるそうです。


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
イワギキョウ:斜め上向きに咲き、石垣やアスファルトの隙間にも群生します。


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
トウヤクリンドウ:夏の終わり頃に咲く。花は黄色に近く青緑色を帯びた斑点があります。トウヤク(当薬)とは、根が胃薬として用いられたことによるそうです。


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
イワツメグサ:星を散りばめたように、小さな白い花が茎の先に1~8個まばらに咲きます。花弁が深く切れ込んで10枚に見えるのが特徴。


乗鞍岳に行ってきました③【登った編】
ミヤマゼンコ:花が高さの割にはやや大きく、お花畑でも印象に残るお花。夏になるとハナアブが多く止まっているそうです。

どれも高地でしか見られないものばかり。いつまでもそのままの姿で残っていてほしいものです。

さて、今回のブログはここまで。
登山後の様子は、次回【昼食編】に続きます!

※今回掲載した情報はすべて2024年8月23日現在。
※植物・動物の同定は飛騨乗鞍観光協会および高山市観光連絡協議会配布の『乗鞍に咲く高山植物と野生動物』を参考としています。専門的な監修を経ておりませんので悪しからずご理解ください。
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