高山グリーンホテルでは、ご宿泊のお客様を対象に早朝散歩を実施致しております。

４月～９月までの雨天を除く毎日開催される早朝散歩では、飛騨インタープリターアカデミーの講習を修了した自然案内人と歩きます。何気ない町並みにも多くの自然を残す飛騨高山を少しでも知ってもらう為に始めたこのツアー。

チョット早起きをして、今朝のツアーに同行してみました。

５時５０分にフロント前に集合。
出発時間の６時までフロント前に展示されている高山祭の屋台についての解説が行なわれていました。

本日は、飛騨東照宮を尋ねる約１キロの散策です。


ホテルのすぐ裏を流れるすのり川沿いでは栃の木や栗の木などの説明がありました。
国道４１号線を渡り細い路地へと進みます。
古い民家の前にそびえる古木には「高山市保護木」の看板を発見。杉の木に桜が共生する木でした。どうしてこういった木が出来るのか、自然の不思議を丁寧に解説されていました。

飛騨東照宮に到着すると、神社の社務所の片隅にぶら下がる鐘についての説明。
この東照宮は、明治初期まで松泰寺と呼ばれるお寺でもあったのです。
なぜ、お寺と神社が一緒にあったのか、明治初期にお寺と神社が分かれた経緯などの解説に参加者も耳を傾けていました。

ホテルのすぐ近くにある自然の英智や歴史の不思議をまわるこの早朝散歩。
ガイドブックには載らない飛騨高山の案内がこのツアーにはありました。

今朝は清清しい気候で絶好の散歩日和でした。
旅先での早起きはツライところもありますが、参加の価値アリです。
早朝散歩のお申込は前日の１７時３０分までにフロントへお申込下さいませ。

ゆっくりとしたペースでの散歩となりますので、お子様からご年配の方までどなたでもお気軽に参加する事が出来ますよ。