飛騨地域の桜2025【飛騨萩原】岩太郎のしだれ桜

ブログ担当です

先日、飛騨萩原にある岩太郎の桜を見に行ってきたので紹介します。
岩太郎のしだれ桜

「岩太郎のしだれ桜」の名前の由来には、この桜を植えた方のお名前が付けられています。
昨年、新聞社の方が子孫の方へのインタビュー記事をWEB上に掲載しており、桜が植えられた経緯を紹介していたので、簡単にまとめると、
「明治時代に松井岩太郎という人が自転車で30キロ離れた朝日村(現在の高山市朝日町)まで蚕の卵を売りに行った。
その帰り道に長円寺というお寺でしだれ桜の苗を手に入れて自転車の荷台に縛りつけて持ち帰った。(以上、要約)」とのこと。
『朝日新聞』(2024年4月12日掲載/2025年4月23日閲覧)

以来、その桜が地域に根付き現在では萩原町の観光資源となっています。
ちなみに調べたところ、長円寺は朝日町にあるお寺のようで、現在も境内に枝垂れ桜があるようです。
空を覆うように大きなしだれ桜
見どころはやはり、下から桜を見上げた時の迫力です。
斜面に斜めに生えている桜の幹から、地面に届くかと思うほど長い枝が垂れていて臨場感たっぷり。

観光写真だと、斜面に生える桜のショットが多いのですが、この桜の魅力は垂れた枝の間をくぐることで体感できると思います。
ぜひ現地に赴いてその感動を味わってみてほしいです。
開花状況(2025/4/16)

4月16日時点で八分咲き程度。
地元の方によるとちょうど見ごろを迎えた頃だったそうです。
入れ替わり立ち代わり見物客の方が現れて、桜の認知度と人気が高いことを感じました。
アクセス
羽根白山の桜は、高山グリーンホテルから車で42分
下呂温泉から車で22分。
桜の下の道路は、開花中は車の通行ができませんのでご注意ください。
■スポット情報
岩太郎のしだれ桜
住所:岐阜県下呂市萩原町四美
岩太郎のしだれ桜
住所:岐阜県下呂市萩原町四美
コメントありがとうございます。確認後、掲載させていただきます。