最近グミの美味しさに気づいたブログ担当です
先日、乗鞍に紅葉の撮影に行ってきました。
飛騨で一番最初に紅葉が見られるスポットが乗鞍岳です!
今回は、10月12日~13日時点の乗鞍岳の紅葉の様子をすべて撮れたてホヤホヤでお届け!
紅葉が見られるのは森林限界まで
長野県松本市と岐阜県高山市をまたぐ乗鞍岳。
森林限界を迎える標高 約2,500mより低い地点では、平地のシーズンに先行して紅葉が見られます。
例年9月下旬頃から紅葉が見られるといわれていますが、今年は10月初旬頃から紅葉が始まりました。
乗鞍スカイラインの様子
岐阜県側:乗鞍スカイライン(2024/10/13撮影)
岐阜県側と乗鞍岳をつなぐ、乗鞍スカイライン。
急峻な岩場が多いのが特徴で、斜面に生える広葉樹と山間からのぞく高山の市街地、御嶽山など雄大な景色を楽しむことができます。
乗鞍スカイラインには「乗鞍スカイライン望岳台」があります。
マイカー規制のため、到達難易度は高めなのですが、焼岳や槍ヶ岳、穂高連峰などの山々を望むことができる展望台です。
(※2024年現在、徒歩or自転車orタクシーのみで到達可能)
乗鞍スカイライン望岳台から見える山々
※現地看板を参考
・北ノ俣岳 2,662m
・黒部五郎岳 2,840m
・笠ヶ岳 2,897m
・抜戸岳 2,813m
・双六岳 2,860m
・槍ヶ岳 3,180m
・中岳 3,084m
・南岳 3,032m
・奥穂高岳 3,190m
・焼岳 2,455m
・アカンダナ山 2,109m
・前穂高岳 3,090m
・明神岳 2,931m
・六百岳 2,449m
・安房山 2219m
・常念岳 2,857m
・蝶ヶ岳 2,677m
・霞沢岳 2,645m
乗鞍スカイラインは、この「乗鞍スカイライン望岳台」のように、マイカー規制以前に活用されていた施設の名残(跡地)が結構あって、車窓を眺めながら歴史をひも解くのも実は面白いです。(平成遺産的な魅力を感じます・・・)
乗鞍エコーラインの様子
長野県側:乗鞍エコーライン
長野県側と乗鞍岳をつなぐ、乗鞍エコーラインでは、オープンワールドゲームのような光景が広がります。
岐阜県側とは対照的になだらかな斜面に赤く染まる実をつけるナナカマドや、黄葉している木々とハイマツの入り混じった、異世界っぽい景色を見ることができます。道路のカーブごとに景色の見どころがあり、段階的に紅葉を楽しむことができるのも特徴のひとつです。
バス停が各所にあります。
岐阜県側からのアクセスは難しいように感じますが、実は畳平と長野県側を行き来するバスには、エコーライン内で下車できるバス停が各所にあります。
紅葉スポットを求めて畳平からバスに乗ってみるのも楽しいかもしれませんね。
紅葉がきれいな時間帯って?
今回、紅葉撮影のために乗鞍岳を訪れて感じたことは、
撮影時間によって、紅葉の見え方ががらりと変わる!ということです。
朝と夕方の時間帯に撮影をおこなったのですが、
圧倒的に夕方の紅葉が映える!(※個人の感想です)
※以下、ブログ担当のカメラで朝と夕方の様子を比べてみました。
午前中(9:00頃)撮影
夕方(16:30頃)撮影
好みかもしれませんが、夕日が当たる帰りのバスの時間帯に、より美しい紅葉が見られるのでは、と感じました。
紅葉も目的として行かれる方は、スケジュールを少し後ろ倒しにして夕方の乗鞍を楽しむのもいいのかもしれません。
シャトルバスの運行は10月31日まで
今回は乗鞍岳の紅葉についてご紹介しました。
乗鞍畳平へのシャトルバスの運行は、2024年10月31日までとなります。
11月下旬頃から雪山シーズンに突入しますので、気になる方はお早めに!
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