今年こそ綺麗な紅葉を写真に収めたい!Vol.6 国分寺
飛騨の紅葉&黄葉(高山市街編)
その5 飛騨国分寺の大イチョウ(高山市)
タイトルを「飛騨の紅葉&黄葉」としたのは、まさにこの大イチョウの黄葉があるからです。
大工の棟梁が、境内にある塔の枡組を実は自分ではなく娘が考案したことを隠すために、娘を殺し埋めてイチョウを植えたとの悲しい言い伝えがあり、また、緑色の葉のまま散るとその冬は大雪になるとも言われています。
11月の中旬~下旬の冷え込んだ早朝に散り始めることが多く、すべての葉が数日かけて散ることもあれば、一日で散ってしまうこともあります。
この時期、大イチョウがいつ散り始めるか、そして、どのように散るかが高山市民の大きな関心ごとで、すべての葉が散ると飛騨高山にも初雪が降ります。
【散る時も圧巻!?地元民とっておき情報!】
一日で葉が散ってしまう時は、葉の落ちる音が周囲に響き、まるで黄色いシャワーを浴びているかのように圧巻です。そして、樹の下には黄色いじゅうたんが・・・。
協力: プロフォトグラファー 池戸比呂志氏 / 比呂池写真事務所
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