2008年07月29日

秘境を貫く飛騨トンネルの物語

先日、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本) 清見工事事務所様より1冊の本をいただきました。
『秘境を貫く飛騨トンネルの物語』です。

せっかくなので、拝読させていただきました。実は読書なんて10数年してませんでした。厚さ1センチチョットの本でしたが、読み出すと止まらなくなり、気付けば朝方になってしまいました。

この本を読むまでもなく、飛騨トンネルの掘削工事は大変だったとは聞いていました。土木工事に無知なので、日本の技術力でどんなところにもトンネルなんて簡単に掘れるものと思っていたのですが、大きな間違いだったようです。
10キロ以上にも及ぶ長さと、1000メートル以上にも及ぶ土かぶり、今までにまったくトンネルのなかった山にトンネルを掘る飛騨トンネルの工事は、夢のまた夢のような計画であったようです。

今回のトンネル工事には、トンネルボーリングマシン(TBM)と言う機械が使われたのですが、機械掘削を行なうので、作業員の安全性が確保される反面、巨大で精密なため採算性が合わないという2面性を持ち合わせているそうです。結果、このTBMのおかげで10年にも及ぶ大工事にもかかわらず、死亡事故0件となり誰一人犠牲者を出さなかったという大きな功績も残りました。

大変なご尽力で貫通した飛騨トンネルを、先日の休暇に通ってみました。中部縦貫道の高山I.C.より東海北陸自動車道に入り、飛騨トンネルを通過して富山県氷見市までが90分で行けました。従来の国道41号線経由の約半分の所要時間で行くことが出来ました。金沢や福井などの北陸地方が格段に近くなったことを実感しました。

また、今回この本を読んだことで飛騨トンネルを通過する際に、大工事のおかげで自分達が便利に、快適に通行できるんだなぁって、感慨に浸りながら運転させていただきました。

そして、今月をもって清見工事事務所さんは大役を終え、事務所が閉鎖されるとの事です。
長い間、大変お疲れ様でございました。
また近い将来、4車線化に向けて新たに事務所が設立されることを願っております。

  
Posted by いしまる at 18:19Comments(4)TrackBack(0)